川島町 N様邸 屋根カバー工法・外壁塗装
ご依頼の内容
ホームページをご覧になり、お問い合わせがありました。棟板金の浮き、屋根の劣化による修繕、外壁塗装、雨樋交換にて他社との相見積もりでしたが、専門的である板金屋がいいとのことで家族会議の末、弊社にご依頼がきました。
お客様情報
地域 | 川島町八幡 |
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お客様名 | N様邸 |
ご利用サービス | 屋根カバー工法(IG工業 ガルテクト) 外壁塗装(日本ペイント パーフェクトトップ) 雨樋交換(パナソニック 軒樋PC50) |
施工期間 | 三週間(足場掛け~足場解体まで) |
主な原因の解説
(現場確認後の主な原因の解説)
経年劣化による釘の抜けや腐りにより強風で棟板金の一部が剝がれてしまっていました。
(過去に他社にて簡易補修の形跡有り)
経年劣化による屋根の水捌けの悪さ、外壁のチョーキング、経年劣化や雪害による軒樋の歪みや水溜りなどがありました。
ビフォー・アフター
作業の工程
【工程1】既存の棟板金や雪止めを撤去します。高級改質アスファルト屋根下葺材(優れた釘穴シーリング性があり、表面にアスファルト層がない構成なので足裏に下葺材の油が付かず屋根材を汚しません)を張ります。
【工程2】唐草やケラバ水切を取付し棟に墨出しして受木を取付します。脇にC型捨板(捨て谷)を取付してから屋根材や雪止めを施工します。(谷樋《本谷》もある屋根です)
メーカーのマニュアル通りです。(受木に立ち上げて施工する方法や差し棟タイプもあります。)
※どの方法も施工しない業者もいるみたいですのでルーフィングの段階で受木や差し棟下地取付していない場合は要注意です。その場合、棟板金下地材を取付の際に屋根材に直接穴を空け貫通させてしまう方法で施工するようになり雨漏りの原因になり大変危険です。
屋根材を切り合わせたり、すり合わせた場所に防水テープなどを貼ったりしているのは本来必要の無い工程です。塗装より値が張る、せっかくのカバー工法なのに雨漏りの危険があるのでは本末転倒です。
【工程3】棟板金をメーカー専用カラーステンレスビスにて取付(300mmピッチ)して必要な箇所へのコーキングを施工し清掃して完成です。
【工程4】外壁塗装が終わり、屋根カバー工法が完了しましたので最後は雨樋工事です。ステンレス金具を455mmピッチの間隔にてステンレスビスで取付しました。カバー工法前には付いて無かった雪止めも今回は細かく設置してあり雨樋金具も細かく付いていますので雪が降っても安心ですね。
弊社で一番施工が多いパナソニック社製のPC50です。ご予算がある場合は、パナソニック ファインスケアNF-1もお勧めしております。
お客様の声アンケート
又、縁がありましたら、よろしくお願いし致します。本当にありがとうございました。
担当者のまとめ
屋根をこれまで他社にて三回塗装されていましたが、タスペーサーなどの施工も無く目詰まりもあり、更に短い期間で塗装が焼けてしまい、撥水もしない状態でした。
塗装しても5、6年でチョーキング(塗料に含まれている顔料が紫外線や熱、雨風などの自然現象により劣化し、塗膜の効果が切れ始めたときに起こります)してしまっては残念です。
今回は、メーカーや材料、施工工程もきちんと管理しておりますので、長く安心してお住まいになれるかと思います。屋根は弊社にてメーカーのマニュアル通りにしっかりとカバー工法をしたので安心です。
軒樋の金具間隔が前回は約800mmでしたが、今回は455mm間隔ですので雪が降っても安心です。