雪止め工事

後付け・取替え

雪止め工事サービス

雪止め(雪止め金具)とは、屋根につもった雪が溶け始めた時、大量に滑り落ちるのを防ぐ装置のことです。

お住いの屋根には雪止め金具が付いていますか?
屋根や雨樋工事の専門店『荒木板金』なら、後から雪止め金具を取り付けることも可能です。
また、古くなった雪止めの交換も承っています。あなたにとって大切な家と人を守るために、ぜひ屋根の雪止め設置をご検討ください。

屋根に雪止めを付ける4つの理由

屋根 雪止め
屋根雪止め屋根の雪止めが必要である理由は、大きく分けて4つあります。

1. 自分と家族を守る

豪雪地域に限らず、年に数回は大雪が降るという地域は珍しくありません。屋根に積もった大雪の重さは数十キロ~数百キロにもなります。その重さの雪が勢いよく落ちたら…下を通る人やモノはただでは済みません。自分や家族がケガをしないためにも、雪止めは重要です。

2. カーポートや車を守る

大量の雪が一度に落ちると、その下のカーポートの屋根が壊れます。また、駐車中の自家用車・自転車・バイクが破損するケースも多いです。雪止めがあれば、このようなトラブルを回避しやすくなります。

3. 雨樋を守る

雪止めが無い場合、滑り落ちた大量の雪が引っかかるのが軒下の「雨樋(あまどい)」です。雪の重みで雨樋が歪むと、排水が正常に行えなくなります。雨が降るたびに溢れてしまい、家屋が傷みやすくなるのです。

4. 近隣とのトラブル防止

「落雪が隣家の木を折った」「子供が落雪でケガをした」…このような近隣との落雪トラブルが万一起きると、最悪の場合には損害賠償問題に発展することも。

民法218条では「土地の所有者は、直接に雨水(雪含む)を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない」と定められています。つまり隣家との位置関係によっては「落雪した家」が法的には大幅に不利となりやすいわけです。雪止め等の落雪対策がなかった場合、裁判等での心証はさらに悪くなります。ご近所の皆様と健やかに過ごすためにも、万全の落雪対策は重要です。

屋根の雪止め後付工事

現在の雪止め金具は、ステンレス・アルミ等の耐久性の高い素材で作られています。様々な形のバリエーションがあり、スレート屋根・ガルバリウム等の金属屋根や瓦屋根にも取り付けることが可能です。

雪止め金具のバリエーション例

スレート・コロニアル屋根用
板金平葺き屋根用
瓦棒屋根用
板金屋根用
波板セメント瓦用
スパニッシュ瓦用

雪留め金具の形状例

L字型
扇形
富士型
マウント型
ネット型

屋根周り工事を専門に行う『荒木板金』では、専門の職人がお客様のご自宅に直接伺って屋根の素材や状態をチェック。お客様のご要望等も伺いながら、落雪対策に最適な雪止め金具と施工内容をご提案します。

※屋根の勾配や形状によっては、取付工事に高所作業用の足場が必要になることがあります。

雪止めの取替工事

昔に取り付けた屋根の雪止め、錆びてしまって見苦しい……銅や鉄製の雪止めを付けたままになっているお住いでは、このような雪止め金具の経年劣化によるお悩みも多いです。

古くなっている雪止めは、見た目に悪いだけではありません。落雪防止の機能が落ちていたり、雪や突風等で金具が外れてしまう恐れもあります。安全で長く使えるステンレス製・アルミ製等の雪止め金具に取り替えましょう。

雪止め工事についてよくあるご質問

雪止めの後付は自分でDIYできませんか?
原則として、雪止め金具等のDIYでの設置はおすすめしません。まず第一に雪止めの取付・交換は屋根の上での高所作業です。万一の事故があった場、大怪我どころか命が危ない可能性もあります。
 
また慣れない方が雪止め設置を行うと屋根を傷つけてしまい「雨漏り」の原因となる可能性も指摘されています。ご自身と大切なご自宅を守るためにも、専門的な知識と技術を持つ職人にぜひおまかせいただきたいところです。
東京や埼玉でも雪止めって必要?
豪雪地帯である北海道・東北等に比べると、南関東は一軒して雪止めが要らないと感じる人も多いのではないでしょうか。しかし実際には、関東等の「年に数回程度大雪が来る」という地域の方が雪止めは重要と言えます。
 
豪雪地帯であれば雪下ろしの習慣が根付いていますし、落雪を考えた建設をするのは常識です。簡単に言えば皆が雪に慣れており、その他の雪対策もたくさん行っています。
 
しかし南関東で雪下ろしをする人はほとんど居ません。そして東京や埼玉等の人口密集地の方が、隣家との間隔も近く、落雪トラブルは起きやすいわけです。落雪対策に慣れていない地域の家屋こそ「雪止め」でできるだけのリスク回避をすることが有効ではないでしょうか。
雪止めが後付できない屋根もある?
「アスファルトシングル屋根」は、雪止めの後付設置ができません。屋根材同士がピッタリと固く密着しているので、雪止め金具を引っ掛けるスキマが無いのです。また「防水屋根」もこれと同じで、金具を止めるための余裕が無いため、雪止め後付設置は無理です。
 
「雪止め後付設置をしたいけど、家の屋根材が何なのか分からない……」と悩んでしまった時には、荒木板金までお気軽にお問い合わせください。屋根の形状等を伺いながら、雪止め工事の可否についてご案内します。
雪止めの取付工事だけでもやってくれる?
屋根工事業者によっては、雪止めの後付工事だけでは施工を受けつけないというところもあるようです。しかし当『荒木板金』では、雪止めの取付け工事のみのお申込みでも承ります。お気軽にお申し付けください。
 
ただし雪止めの取付工事の場合、屋根の勾配や形状によっては足場を組む必要があります。足場を組む費用を考えると、雨樋交換等の際に雪止工事も一緒にお申込みいただく方がコストパフォーマンスは良いでしょう。
 
ご予算の範囲もあると思いますが、雨樋の状態を見て近々の交換が必要そうでしたら、雨樋と雪止めをセットでお申込みいただくことをおすすめします。
雪止めの後付や交換の料金はいくらですか?
雪止めの取付け工事や交換工事では、技術者による施工料以外に雪止め金具の購入費用が別途発生します。また屋根の形状・勾配などによって、足場の必要があるかどうかやその規模も変化します。
 
そのため、お問い合わせの時点では雪止め金具後付工事の料金をご案内できません。実際の屋根の状態やご希望の雪止め金具を伺ったのちに、お見積りをお出しします。