荒木孝介

こんにちは。建築板金業界20年以上になります「専門職人直営店」の代表の荒木孝介と申します。今回は、鶴ヶ島市富士見K様邸の棟板金交換工事をさせていただきました。

ご依頼の内容

屋根の一部と板金が落ちてきたと、鶴ヶ島市の塗装屋様からのご紹介で弊社にご依頼いただきました。
足場の設置をする少し前（2024年7月24日）に突風により、棟板金二枚が飛んで落ちてきてしまいました。

お客様情報

主な原因の解説
（現場確認後の主な原因の解説）

経年劣化により貫板が腐っており釘が抜けてしまい棟板金が飛んでしまった。
棟板金の角度が屋根勾配に合っておらず無理して取付されていた。
ひび割れで屋根の一部が落ちた。

ビフォー・アフター

ビフォー
貫板が腐っており突風で飛ばされてしまった。

アフター
棟板金専用カラーステンレスパッキン付きビスで300ｍｍ間隔にてしっかりと固定

作業の工程

【工程1】

貫板が腐っており突風で飛ばされてしまいました。

棟板金を撤去します。長い間の劣化により雨水を吸込み黒ずんで腐っています。

【工程2】

貫板を撤去します。

清掃してから新しい貫板を長いステンレスビスにて取付します。

【工程3】

重ねには、しっかりとコーキングを入れます。

※重要です。屋根勾配に合わせて専用の板金ベンダーにて角度調整してあります。

角度調整していない撤去した棟板金と比べると違いが一目瞭然です。肝心な屋根の重要な部分ですので、調整しないでそのまま取付したり現場で手で曲げたりするとシワや凹みが出来てしまい大変に残念なのと無理して施工する為、年数経過すると今回の様に飛散してしまう原因にもなります。取付してもらう前にキチンと角度調整してあるのか業者さんに見せてもらうと良いかもしれません。

【工程4】

すり傷や凹みに注意しながら慎重に取付していきます。

棟板金専用カラーステンレスパッキン付きビスにて300ｍｍピッチで細かく留めて仕上りです。

お客様の声アンケート

仕事が早かった。
分かりやすい説明と写真の提示で良かったです。
どうもありがとうございました。

担当者のまとめ

今回、小さな破片が落ちてきた事がきっかけでご縁させていただきました。
更に工事前に、突然の突風で棟板金が飛ばされてしまいましたが、雨漏りなどしていなくて良かったです。
屋根の異変を感じたら専門業者である弊社に早めにご相談ください。